須磨離宮公園(兵庫・神戸市)1~6

光源氏のモデルといわれる在原行平が須磨で月見をした松が、月見台付近にあったといわれている。
  
ゆかりの地に離宮造営の際、四阿舎・傘亭を建てた。
空襲で丸焦げになり、柱だけが残ってたのを復元。

当時の石燈籠も戦火を生き延びてる。
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12月〜4月にかけて楽しめる、つばき園。
早咲きの品種は見頃過ぎ。
  
普通咲き、遅咲きが、スタンバイ。
 
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新池は、武庫離宮以前にあった西本願寺大谷光瑞氏の月見山別邸時代からあったそう。
夏には睡蓮が咲く。
 
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6月に楽しめる、花しょうぶ園。
60種類3700株もあるらしい。
 
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天皇の宿泊を主目的に大正3年に完成した武庫離宮があり、昭和20年の空襲で丸焦げになるまで、大正・昭和天皇ラストエンペラー溥儀皇帝が利用された。

 
正門と馬車道
 
 
南斜面には、天皇陛下が歩み易いよう工夫された、当時の階段が数多く残ってる。

 
露台として造営された潮見台も、当時のまま残ってる。
花崗岩でできた腰掛けと積石手すりは城壁を思わせるデザイン。
 
 
中門とそれに続く白壁も、当時のまま残ってる。
  
なわとびが置いてあって、熱心に遊ぶ1号。

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東門の横に、材木商・室谷藤七の邸宅にあった泉水が再現されてた。
昭和9年ヴォーリズが手掛けたチューダー様式の素敵な洋館は、分譲マンションに変身したそう。
 
筑紫梅。

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神戸迎賓館 MAP
大正3年に武庫離宮が造営されると、周辺は高級住宅地となり神戸財界人が移り住んだ。
大正8年に貿易商の西尾類蔵の邸宅として建てられ、主に迎賓館として利用されていた。
現在はウエディング&レストラン。