備前国総社宮(岡山・岡山市)

龍の口城(龍之口八幡宮←龍ノ口グリーンシャワーの森、Pあり)
金川城・松田氏が戦術拠点として築城。
1561年(永禄4)、宇喜多直家に攻められたけど竹田河原で大激戦の末に引き分け。
城は北&西が屏風を立てたような懸崖で、山裾を旭川がめぐり流れて南は谷が深く、わずかに東側だけが山に続く要害堅固さ。
力攻めは困難だから美少年に目がない穝所元常に刺客を潜入させようと長船又三郎が献策。
岡平内の子・清三郎が暗殺し、主君を失った動揺に乗じて攻めたてた。
余勢を駆って出城の両宮山城・和田伊織も攻め敗走させた。

祇園交差点から入ってかないと、どえらい道の細さ。
公園へ続く道も車1台の幅が続いてるのが見えたんで諦めた。
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備前国総社宮(Pあり) MAP
車をとめて次の目的地にナビを設定しようとしたら、そこが総社の駐車場なコトに気づいた。
 
奈良・平安時代、朝廷に任命された国司が派遣され、国庁で政治を行った。
国司は国庁入庁前にまず総社で任国の国印(銅印)&倉の鍵を受け取り、任国の神々に国を治める者としての承認を得る儀式を行った。
備前国内128ヶ所回ってるといつまでも仕事を始められんので、1ヶ所にまとめられたのが総社。
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祇園大樋
倉安川吉井水門から流れてきた水を、旭川左岸一帯を潤すよう分岐された祇園大樋。
津田永忠が築造。
樋板を閉めると内部は昼間でも真暗闇になるんで地獄樋とも呼ばれ、石工の堅牢・精緻な石普請が、総社横に一部展示されてる。