三方古城(兵庫・養父市)

★三方古城(一宮神社、Pあり) MAP 
一宮神社の裏山&由良の城山の2つの尾根に、三方古城があった。
1354年(正平9)、三方忠時は足利尊氏から日置郡地頭職半分をご褒美にもらったばかりの北党だったけど。
南党に参加せいと山名時氏軍にボコられ、以後は南党に変心。

駐車場はとめにくそうで、路駐ポイントなしだったから、チラ見だけ。
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大杉城(大福寺←P大杉公民館) MAP
5年前に山名時氏軍に攻められ、南党に鞍替えした大屋庄域。
今度は北党勢に攻められることに。
本隊が三方古城へ、分隊が大杉城へ攻め寄せた。
  
二宮神社へ登る石段に沿って小曲輪の名残らしい削平地がみられる。
境内はこんなトコで祭りができるのかいってカンジ。
 
更に石段を上ってくと、大杉城の一角だった大福寺が。
更に上へと階段式尾根郭が続いてたらしい。
  
 
大杉城から尾根筋を更に登ると高城に達し、2段ほど小曲輪跡が残っている。
向かい合う形で数段の曲輪からなる蔵垣城がある。
ともに室町・戦国期のもので、3城合わせ技1本で三方郷の西の守りの砦だった。
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男坂城(男坂神社、Pあり) MAP
天満山の小高い丘陵の山頂にあった本丸跡に、社殿がある。
参道横に曲輪。
  
 
 
三方城
川の向こうの山に、戦国時代の三方城があった。
羽柴軍の但馬攻めの時、支城の男坂城と大屋の入口を防御したらしい。