九鬼兵庫屋敷(兵庫・三田市)

★九鬼兵庫屋敷(三田カトリック教会)
三田藩の家老・九鬼兵庫の屋敷跡に教会が建ってる。
名残が礼拝堂南の司祭館や門構えに伺える。
 
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★旧九鬼家住宅資料館
勝海舟が作った海軍塾で学び、日本各地で鉄道の測量・設計に従事した九鬼隆範。
自宅の離れも設計し、養子になった三田藩家老の父にプレゼントした。

人って自分をよく見せたい衝動を持ってるもので、田舎の大工さん相手にインチで図面を描いたらしい。
2Fの窓がつくはずだった所に柱が通っちゃってた。
当時の日本にはなかった硝子とペンキが使われている。
  
お客様用トイレは青磁製。
収入アップに青磁産業を地場企業に導入しようとしたけど、設備投資に予算が嵩みすぎたんだとか。

電灯が設置され始めの頃は銅線がむき出しだったんだってさ。
キッチンも明治後期には煉瓦製に。
忍者もビックリなからくり手動シャッターがあったり。
ボランティアの方が丁寧にガイドしてくれた。
  
 
 
向かいの有料駐車場に、私設の三田博物館があったとか。
閉鎖した有馬郡役所を利用して九鬼隆一が、収集した国宝ものを展示しだしたらしい。

 
★三田ふるさと学習館(Pあり) 
県の保健所だった建物を利用した三田ふるさと学習館がある。
三田天満神社随身門解体修理の際に発見された御神輿や、竪穴式住居が再現されてたり、九鬼家で使われてたお風呂など展示されてた。
2000年前の弥生時代、三田盆地を一望できる三田天満神社周辺に、溝を巡らせた大集落があり。
古墳時代には芳ノ塚古墳群が築かれてたらしい。
  
ウロつきMAPがある。