明石駅家(兵庫・明石市)

★君貢神社(Pふれあいプラザあかし西、有料) MAP
藤原時平の讒言で左遷され大宰府へ向かった菅原道真だけど、正直行きたくないもんだから寄り道しまくりでチンタラ道中だった。
船を二見の浦に寄せてコチラにも寄り道。
一泊した岡を「仮寝の岡」といい、そこに手植えした松を「仮寝の松」として神木に。
二見の名所だったけど松は枯れちゃって石碑に。
 
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明石駅家(高家寺←P可) MAP
井戸のそばに影が大和国を覆うほどの楠が生えてたそうな。
仁徳天皇はその木で造った船で毎朝夕、高津宮へ清水を届けさせていた。
空を飛んでるようなスピードが出るんで速鳥と名付けられてたけど、1回食事に間に合わなかっただけで「もう水はいらねーわ」と。
天皇と地方勢力の力関係がわかる話が、播磨風土記にある。

太寺2丁目バス停近くに、管公旅次遺跡の碑がある。
駅家ごとにセットで寺院も建設されたとか。
太寺廃寺跡は高家寺に。
  
礎石・塔基盤が残ってるらしいけど、近づけないようになってた。

南側に正門があり、その前に車を突っ込める。
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★駅長宅(休天神社)
菅原道真は面識のあった駅長宅にも寄った。
鳥居を入ってすぐ右に管公駐駕驛長宅跡の碑がある。
 
本殿右の柵の向こうに管公踞石。
道真が亡くなったことを知った際に、腰掛けて休んだ石の側に祠を建てて供養したとか。

ちょっとだけ梅が咲いてた。
  
境内は月極駐車場だから止めるなって書いてあった。