芦田城(兵庫・丹波市)

栗住城(瑞雲寺、Pあり)
清和源氏多田満仲の孫・頼季が、信濃国高井郡井上に引っ越して、井上と称し。
頼季の孫・家光は保元の乱後、丹波に流され氷上郡芦田庄に住み、芦田姓を名乗る。
1185年(文治1)に源氏が平家を滅ぼすと、家光の子・道家は天田・何鹿・船井郡へと勢力を伸ばした。
朝家の時、承久の乱(1221)に院方について敗れ、所領没収。
  
山門が格天井になってて素敵。
本堂には、明治・大正・昭和にかけて活躍し、障壁画を多く残した八鹿町出身の絵師・植木礫堂が手掛けた虎の襖絵が飾られている。
大正年間にお寺に長く滞在したらしい。
ご住職が出かける直前だったんで拝見できなかったけど、写真を見ると一休さんポーズをしたくなる絵だった。
  
芦田金猶&金朝兄弟のお墓があるって取り調べてたんで、探すも見つからず。
場所だけ教えてもらおうと思ったら、ご住職が特ダネを教えてくれた。
このお寺は1441年(嘉吉1)に急ピッチで建てられた、お寺にカモフラージュした居館だったらしい。
境内奥の高台にお屋敷はあったらしく、ソコにお墓が残されている。
 
もとは詰城にお墓はあり、首と体がちょん切れた状態で埋葬されてたとか。
誰と争ったんだろ?
.
小室城(胎蔵寺、Pあり) MAP
南北朝期に芦田金猶が築城。
丹波守護・山名氏清が起こした明徳の乱(1391)の時、細川勢に攻められて落城。
 
私の運転技術で、よく無事に出てこられたなって思う。
109号線沿いで路駐スペースを確保した方が無難。
.
古民家カフェGenten MAP
芦田さんちだった茅葺屋根の古民家がカフェになってると教えてもらって、GO。
したものの、場所を間違えてたよう。