夜久野茶堂(兵庫・朝来市)

★夜久野茶堂(放光院、Pあり) MAP
寛政年間(1789〜1801)、信州出身の一道貞心が諸国巡歴の途中、夜久野ヶ原を通りがかった。
旅人が難渋する荒野を見て、湯茶の接待をしようと庵を建てたのが始まりとされてる。
堂宇は昭和24年に高源寺が廃寺になったんで移築したもの。
 
夜久野高原一帯に88の石仏が設置されてて、境内に第一番がある。
どれかわからないけど。

道をはさんだトコにあるトイレの駐車場に車をとめると、写真の邪魔にならない。
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☆夜久野城
茶屋と9号線の間に、夜久野城があったと看板にある。
因幡山名氏の一族だったけど、1535年(天文4)に父が領地を失ったため、子は但馬山名氏に預けられた。
下剋上に悩まされてた山名祐豊は、太田垣氏に対する押さえとして、養育していた兄・磯部豊直を夜久野城に、弟・豊次を磯部氏館に入れた。
1580年(天正8)、秀吉の鳥取城攻めに従い、鳥取景石城に転勤になったとか。