寶林寺(兵庫・たつの市)

★宝林寺(Pあり) MAP
1738年(元文3)に、大徳寺を開山した宗峰妙超の生誕地を記念して建てられたお寺。
父は浦上一国、母は赤松円心の姉。
浦上氏の出身地は播磨国揖西郡浦上荘。(この辺り)
 
11歳の時、書写山圓教寺に入る。
京都東山で修行してた1315年(正和4)あたりに赤松円心の帰依を受け、洛北紫野に小堂を建立したのが大徳寺の起源。
花園上皇の帰依を受け、寺院としての形態が整っていった。
寺領の寄進をたびたび受け、浦上一族に知行させる。
妙超が亡くなった後も、法を嗣いで大徳寺内に徳禅寺を開創した徹翁義享との縁で恩恵を受け続け、備前磯上保を本拠にしだす。
足利政権が成立すると、後醍醐天皇と関係の深かった大徳寺は将軍家から軽んじられるも、浦上行景は赤松氏のもと備前守護代に。