和気神社(岡山・和気町)

和気神社(Pあり) MAP
和気氏の祖は11垂仁天皇の第5皇子・鐸石別命。
曽孫の弟彦王が神功皇后新羅遠征に従軍。
凱旋した翌年に忍熊王が反逆したのを、皇后の命を受け播磨と吉備の境に関を設けて防ぎ鎮圧。
この勲功によって藤原県に封じられ土着、代々郡司の役についてこの地を中心に備前・美作に栄えた。
広虫姫と清麻呂の父も郡司を勤め、郡衙のあった藤野郷で生まれ育った。
  
和気清麻呂像は紀元2600年奉祝展覧会に出品された後→橿原神宮に献納され→戦後は奈良県橿原考古学研究所付属博物館に所蔵→昭和58年に故郷である和気町に寄贈されてきた。

清麻呂公の御真筆と伝えられている「我独慙天地」碑。
世の中の人がどうあっても、自分ひとりだけは天地の澄み切った心に照らして恥じることのないように、また自粛自戒を心がけ謙虚に正しい道を歩もうという公の心境を表わしている。
称徳天皇にめちゃ信頼されてたお姉ちゃん・広虫姫は、押勝の乱による孤児を引き取って育てたり(日本初の孤児院)、お人柄抜群だったよう。
弟・清麻呂も乱鎮圧などに活躍して大昇進。
愛する道鏡を法王にして箔をつけるため神託を受けようとした天皇に、本当のことを言って大激怒され、どん底に突き落とされた。

紅葉はまだ早かった。
100種類もある日本一の藤公園はシーズン中有料。
 
資料館は有料。
 
日本一デカい絵馬もありーの。