豪商稲葉本家(京都府)1~3

★豪商稲葉本家
織田信長の家臣団・美濃三人衆の稲葉一鉄の縁者が、久美浜糀屋から廻船問屋を営んで富をなし、幕府の御用金を預かるまでになった。
13代目がボロ儲けた私財を注ぎ込み、久美浜・豊岡間の鉄道開通を実現させた。
 
町並みを歩き、北側の雛御門から入る。
平入桟瓦葺き切妻造りの2階建て。
屋根の両妻側に卯建をあげ、外観に変化を与えるため1尺ほど迫り出してるのが特徴。

 
中庭に「時空を超えるポスト」がある。
売店で専用絵葉書(200円)を購入し投函すると、1年後・3年後・5年後のお正月に配達される。
京都府地域力再生プロジェクト補助金で復元された丸子舟もある。
活きた税金の使い方なのか疑問だけど。
  
 
宝蔵として2つの内蔵と、金蔵・米蔵・遊具蔵などの外蔵がある。
丹後焼展示ギャラリー。

倭紙で歌舞く。
 
姫虫展。

稲葉本家展。
 
有料で陶芸やお香を体験できる。
 
迷路のような母屋も無料で見せてもらえる。
  
旧庭園をベースに佐野藤右衛門が作庭。
 
 
蜂須賀斉昌公来遊に際し、江戸期に建てられた離れの茶室「吟松舎」でぼたもちセット(500円)をいただいた。
 
 
玄関にいた龍に見送られ、散策再開。