しおまち唐琴通り(岡山・瀬戸内市)

★本蓮寺 
海遊文化館裏に、岡山藩をあげて朝鮮使節団を接待したお寺がある。

中門&本殿は1492年(明応2)に建立されたもの。
他にもお宝な建物がたくさんあった。
  
 
★海遊文化館(300円、Pあり)
明治20年建築の牛窓警察署庁舎。
ステンドグラスの窓がついた扉を開けて、邪魔するでぇ。

邪魔するんやったら帰ってか〜とは言われず、増築部分のだんじりコーナーを丁寧に説明してもらえた。
  
町内には県指定重要有形民俗文化財の山車が8基あり、なんと毎年お祭りで使ってるそう。
2基が展示されてて、中国の四霊(麟鳳亀竜)などをモチーフにした豪華な彫刻など間近で見れた。
江戸時代末期〜明治時代初期に造られたもので、船形だけど海には入らない。
木材の流通が盛んな港町牛窓造船業が発達し、技術を伝えるための木造船も展示されてる。

江戸時代、牛窓は参勤交代や朝鮮通信使の寄港地として栄えた。
朝廷の命を受けて来日した松雲大師(四溟堂)は、家康と伏見城で会談。
朝鮮を侵略したのは秀吉で、家康にはその意志がないことを確認。
仲直りして、1607年から通信使が来るようになった。
  
 
★喫茶牛転
海遊文化館そばにある旧牛窓郵便局はカフェに。
帰りにお茶しようと思ってたら閉まっちゃってた。

 
★風まち亭
カフェのある通りを歩いてると、まちかど交流プラザがあった。
無料でお茶を出してくれて、お喋りしながら休憩できる。
映画「晴れのち晴れ、ときどき晴れ」のロケがあり、前をEXILEが人力車で駆け抜けたとか。
 
 
★映画「カンゾー先生」ロケ地
そんなコトもあったらしい。
  
 
★関町ミニ公園
岡山城下から牛窓港に至る牛窓往来の起点の道路元標がかつてあったらしい。
観光案内板があるのでプリントアウトしてきた地図にスポットを書き込む。
観光案内所の瀬戸内きらり館でMAPを貰ったけど、町歩きの役には全く立たない。

 
★備中屋高祖酒造発祥蔵
天保年間(1830〜1843)に酒造業を始め、昭和35年までココで操業。
主屋は明治中期の和風建築で、蔵座敷・圧搾蔵は創業当時の建造。
昭和7年頃に建てられた煉瓦煙突は牛窓港の赤煙突として親しまれてるらしい。

 
御茶屋井戸
ミュゼの角を曲がる。
牛窓には大きな河川がなく、夏になると水争いが起こったり、水売りが来たりする土地柄だったんで、朝鮮通信使を迎えるため1654年(承応3)に岡山藩により掘られた。

 
★街角ミュゼ牛窓文化館
大正4年に建てられた牛窓銀行本店。
ドイツ製赤煉瓦の外壁、基礎に重厚な花崗岩を配し、軒を蛇腹で仕上げ、窓には外部からの進入を防ぐ鉄の鎧戸がついている。
  
中は吹き抜けになってて、天井には草花の連続模様が施されている。
壁は漆喰で、下部には腰板、上部には蛇腹が廻る。
上の窓を開放するため幅のせまい通路が設けられている。
他の旧銀行はもちょっと見所があったから、これだけ!?という印象がした。
 
★SP・LPレコード資料館
ミュゼの通りに地図に載ってる蔵があったけど、開いてる気配なし。

 
★五香宮
ココからの景色がきれいと取調べてたけど、繁った木が邪魔。
 
 
牛窓燈籠堂
瀬戸内海を航行する船舶が増えた延宝年間(1673〜1681)に、夜間通行の標識として備前藩主・池田綱政の命により建設された。
出崎の突端の岩盤上に割石積みの基壇を築き、その上に木造の燈籠堂を建ててあったのが復元されてる。
 
 
若林屋と木造船街角展示館があるとMAPにあったんで行ってみたけど、地元の方に聞いても知らなかった。
 
 
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