北条の宿(兵庫・加西市)

北条町駅(Pアスティア加西) MAP
待合室兼観光案内所で町歩きMAPをGET。

 
★商家の家並みゾーン
三井住友銀行から細い道へ入る。

素敵な佇まいのお茶屋さん、お味噌屋さんが商ってた。
  
 
 
北条の宿は、奈良時代に建立された住吉神社や酒見寺の門前町として、また山陽と山陰を結ぶ交通の要衝として栄えてたとか。
  
酒見寺の楼門は市指定、多宝塔は国指定、鐘楼・梵鐘は県指定文化財
秀吉軍が攻めてきた時に丸焦げになって、江戸初期に再建された建築がかつての繁盛ぷりが偲べる広大な敷地に整然と並んでる。

住吉神社は国登録有形文化財がある。
五百羅漢は有料なのでパス。
 
寺町通りゾーン
お味噌屋さんから北へ。
北条は1681年(天和1)〜1745年(延享2)まで小田原藩領で、大信寺北側に出張陣屋があった。
富士山の噴火による被害で作物が甚大な被害を受けた救済策として、幕府は全国に替地を与えた。
東播では多可・加西・印南に約2万石。
初代代官として赴任してきた一丸又四郎高重は善政を行い、地元民に慕われていたらしい。
寛延年間(1748〜51)に徳川三卿の田安領となる。
  
西岸寺やベンチのあるおうちを右へ回りこんで妙典寺を拝見。
詳細地図をプリントアウトして行かないと、観光MAPじゃ道がよくわからない。
法華経を写経した襖・衝立があるようで見たいなーと思ったけど、勝手に扉を開けていいわけないわなと遠慮。
梵鐘に因縁つけるトコはないかと家康気分で眺めてみたけど、老眼で見えず。
 
★旧家の家並みゾーン
登録有形文化財の水田家住宅&高井家住宅を始め、クネクネ続く道沿いに古い家がけっこう残ってた。
  
 
町歩きの終点にお地蔵さんがあり、横に市内最古の道標が。
一番奥のは1728年(享保13)のもの。