磯部城(兵庫・朝来町)

磯部城(←P梁瀬郵便局) MAP
中合戦から2ヶ月経つと守勢だった南党は攻勢に転じ、北党勢力圏の南但馬へ。
三大将合体攻撃で但馬守護・今川頼貞がいた磯部城を攻め、半月ほどで敗走させた。
戦国期には竹田城の支城の1つとして改修された。

円了寺方面から登る稜線上に階段式尾根郭が残っている。
守護館は矢名瀬の下町あたりにあったと推測される。
山頂あたりは滝野城、その向こうの尾根に向山城が配されてた。
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若水城(路駐)
磯部城下に攻め来た南党勢は、若水城を築き陣城とした。
天正8年に羽柴勢が但馬攻めした時にも陣城と使われた。

粟鹿神社の西隣りの山。
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☆粟鹿神社(Pあり) MAP
南但馬の地に成長した日下部氏と並ぶ豪族・神部直氏が、神主職を有してた。
孝徳天皇の時代に初代朝来郡司に任じられ、2代続いたけど、日下部氏との主導権争いに負け神主職も失った。

4回勅使を迎えた専用門がある。
 
隣りの随身門も貴重な年代もの。
1683年(天和3)に再建されたと棟札にある。
中には武士のオッチャンがいて、狛犬も怖い顔していた。
  
静寂な中にビビっちゃう雰囲気が漂ってる。
にらみが効いてるようで、古い建築がいくつも残ってた。