岡山城(岡山・岡山市)

岡山後楽園(400円、P100円/1時間〜)
岡山藩2代藩主の池田綱政が、藩主のやすらぎの場として作らせた庭園。
砂質地盤で湿度不足のため苔じゃなく芝生が大量に使用されてるのは、大庭園では初らしい。
梅、桜、藤、蓮、紅葉などなど楽しめるってえのに、2009.9.19、何も咲いてない時期はずれに来ちゃった。
  
    
桃のソフトクリーム、美味しかったぁ。
 
★城見茶店
腹ごしらえして登城。

.
本丸下の段(烏城公園
本丸は下の段・中の段・本段と3層構造。
南が大手口で、内堀にかかる橋は当時、木造の内目安橋が架かっていたんだって。
 
石垣の上に三重の太鼓櫓が建ってて、城内最大の内下馬門と繋がっていたらしい。
  
 
中の段南西の大納戸櫓台の石垣は、関が原の戦い以後に小早川秀秋が築き、池田利隆が大幅に改修したものだとか。
池田氏時代に中の段の北半分の拡張&下の段の改修が行われたらしく、中の段北西の月見櫓下の石垣には進化した技術が見られる。
  
搦手門である廊下門付近に、開祖宇喜多氏顕彰之碑が。
  
大手口から右に行くと、花畑御殿、土蔵や厩などがあり。
内掘沿いには旗櫓や宍粟櫓などの三重櫓が建ち並んでいたらしい。

本段石垣沿いを奥まで行くと、旭川に臨む水の手から直接本段に通じる石段があり、上に六十一雁木上門(要害門)が。
下にもガッチリした櫓門があったらしく、組み込んだ部分が残っている。
  
引き返して、鉄門跡を通って中の段へ。

.
★本丸中の段
中の段の広場には表書院があったらしく、南に玄関、広間、書院、藩主公邸である中奥、北東に台所があったらしい。
裏口を守る月見櫓と廊下門の間に、石造の穴蔵(冷蔵庫)や流し、井戸も。
  
 
廊下門を上がって左に天守への近道が。
 
大阪城にも同様のものが残ってるという鉄砲狭間。
  
数寄屋(茶室)と、茶道具が保管されてたんちゃうかって数寄方櫓も、月見櫓のそばに。
多門櫓で伊部櫓と繋がっていた。
  
中庭にあった泉水(復元)は、水が漏らないように底に漆喰を貼って、井戸から備前焼の土管で給水してたらしい。
 
沼城の中心櫓→大納戸櫓として活用してた跡から、大手口や花畑御殿が見渡せる。
ここも多門櫓と繋がってて、表書院に光が入ったのだろうかと思う。
  
玄関は本段に上る正門・不明門の前。
 
.
★本丸本段
本段北端に天守、中央に藩主が私生活する御殿、南に三階櫓や干飯櫓が建ってたらしい。
空襲で赤く焼けた天守礎石が、場所を移動してある。
そばに御殿勤めの下男下女や御用聞きが使用してた六十一雁木門が。

どこのお城も姫路城みたいだと思ってたのに、天守の中は博物館(300円)やないかーい。

騙された感を抱きながら6Fから展示を見つつおりていくと、大好きなコーナー発見!
タダですか?と聞いて、お姫様に変身。(所要5分ほど)
  
 
100名城スタンプもGET。
f:id:rina-chan:20181017113658j:plain