菩提寺城(岡山・勝田郡)1~2

×蛇淵の滝(Pあり)
那岐山麓山の駅からちょっと行くと、蛇淵の滝へ向かう分岐が。
 
1078年(承暦2)、菅原道真の子孫・知頼が美作守となって赴任してきた。
子・真兼は横領使となって土着、美作菅党の祖となる。
真兼は、菩提寺に参詣した際に出会った美しい娘を娶り、男の子を授かった。
妻は、太郎を産む時も、お乳を与える時も、部屋に閉じこもって絶対中を覗かないでと。
鶴の恩返しみたいなコト言われたら、つい覗くがな。
大蛇なのを目撃されちゃった妻は、滝に姿を隠した。
お乳をほしがる太郎を連れて滝へ行くと、大蛇が現れ五色の玉を与えた。
これをなめて育ったのが、三穂太郎だという話がある。
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更にちょっと行くと、吊り橋がかかってる。
そこに、大別当城や八巻城へ向かう登山道がある。
けど、駐車できそうなスペースは、滝へ向かう利用者でいっぱい。

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菩提寺城(菩提寺、Pあり)
1336年(建武3)、大別当城と共に、新田義貞に落とされた。
1361年(康安1)、美作に攻め入った山名時氏に焼き打ちされ、お寺は丸焦げに。

僧兵ならぬ猫兵がたむろってる。
  

天然記念物の木。
  
  
駐車場に、八巻城への登山口があった。