生野銀山(兵庫・朝来市)

生野銀山(900円、Pあり) MAP
807年に発見され、山名氏の頃からガッツリ採掘され始めた。
信長→秀吉→家康→明治維新後は新政府のものとなり、フランス人技師ジャン・フランソワ・コワニエ指導による経営近代化が始まる。
生野精鉱所の正門として設置されてた菊のご柱門が移築されている。
 
文化ミュージアムて大層なネーミングの1F。
2Fの鉱物館は100円必要なのでスルー。

通行料を払って代官所門を通過。

駐車場に一円電車、有料エリアにトロッコ列車が。
観光坑道出口に線路が少し残されている。
  
吹屋資料館では、幕府に献上する上納銀を精錬する様子が見れる。
 
鉱山資料館には、鉱山の模型や、山神宮まで鉱石を見せびらかしながら移動した見石山車など展示。
  
出口はお土産館にある。
お宝すくい採り体験コーナーもありーの。
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坑道を江戸時代&近代仕様にして公開。
中へ潜入すると、常に13度でワインは快適に過ごしてるけど、人間には寒い。
通気が悪い所では、ふいごで風を送ってたらしい。
他に誰もいないから人形が自動で動くの不気味。

なんだか人の気配が側にあるようで、怯えながらも元を取るため奥に進む。
穴が崩れないよう工夫が施されてる。
  
江戸時代は窮屈な穴を這いながらノミ1本で掘り進んだ。
防塵マスクなんちゅーもんはナシ。
肺がやられて早死にする人が多かったんで、お寺が軒を並べていた。
 
近代になるとドリルであけた穴にダイナマイトを詰めてドッカーン。
ボタンを押すと轟音が響き渡る。
 
1200年間、スカイツリーを埋められるくらい深くまで掘り倒して銀を採掘。
蟻の巣のように縦横無尽に穴があいてるトコで爆破するなんて、殺す気か!と思う。
ちゃんと計算して作業してたみたいだけど。
 
掘ると地下水が湧き出てくる。
秀吉が視察に来た時に飲んで、美味しさに茶をたてたって書いてあるから、私も飲んでみた。
直後に飲むなと警告を発見(゜∀゜;)ペッペッ
 
女性も選別作業や鉱物を運び出す重労働をしてた。

近代になるとトロッコ&捲揚機で地上へ。
  
出口の上にも採掘する人影が。
 
体力が残ってたら露天掘り跡(金香瀬旧坑露頭群)も見れるけど、急に雨が本降りになる。