藤戸合戦(岡山・倉敷市)

源範頼本陣(法輪寺、Pあり)
藤戸合戦の総大将・源範頼の本陣。
 
駐車場前の舗装された道を上り、途中から山道へ。
5分ほどで小町姿見の井戸公園があって、左奥に井戸が。
疱瘡を患った小野小町が「顔しかいいトコがないのに〜」と言ったかどうかは知らないけど、毎日顔を映して嘆き悲しんだとか。
  
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★乗り出し岩(路駐) MAP
昔は小島だった山陽ハイツに、佐々木盛綱の本陣があった。
対岸の平家を攻めるのに源氏は舟を持ってなくて、どうしたもんかと思案。
偶然出会った浦の男から浅い場所があるのを教えてもらい、22号線を少し北にある乗り出し岩から海を歩いていった。
  
 
☆鞭木跡 MAP
馬の足が届かないトコでは、12月のくそ寒い中を泳いだりしーの。
途中の中洲でちょっこし休んだ時に、持ってた鞭を突き刺して捨てていった。
それが大木になったらしい。
燈籠のある道端に車をとめて、民家の間の道の奥にある小さな公園へ。
 
 
★西明院(Pあり) 
瀬戸中央自動車道の側道を更に南下。
信号を右折したトコに、源平藤戸合戦沖ヶ市激戦地跡の碑が。

ナビをMAX詳細で狭い道を行くと、盛綱が上陸したトコへ。
お寺を建て、口封じにぶっ殺した浦の男のお兄さんを住職にしたとか。
大きなお寺だったのが、今は境内を借りて小さなお堂・先陣庵に。
 
 
☆篝地蔵(路駐) MAP 
総大将・平資盛の本陣。
一ノ谷の合戦で惨敗して屋島の本陣へ戻り、児島に前線防衛の城郭を構えた。
 
田槌神社横の山道の終点にあった。
テクテク歩かなくても、倉敷クリエイティブパーク北の広い道からすぐのトコ。
岡本製作所さんの隣り。
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★藤戸寺(Pあり)
母親に泣きわめかれて初めて悪いコトをしたと気づき、佐々木盛綱は味方にええカッコするためにぶっ殺した浦の男の法要を行った。
 
祇園精舎の鐘の聲 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を顕わす 奢れる者久しからず…。
平家物語の沙羅の花って看板が。
6月に4日間だけ客殿を解放し、沙羅の花を観る会(300円)を行ってるらしい。

 
★経ヶ島 MAP
海を渡ってる佐々木盛綱像がある盛綱橋を渡って右へ。
 
小さな島の山頂に、源平両軍の霊&浦の男を弔う塔が建てられ、供養の写経が納められたらしい。
 
 
★浮州岩 MAP
源平藤戸合戦八百年記念碑がある信号を曲がって、昔は海の底だった田んぼの中を5分ほど歩いてくと、海から浮き出ていたとされる岩のあった場所に。
浦の男の死体遺棄現場らしい。
巨石は京都の醍醐寺三宝院の庭に移されている。
  
 
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