姫路城(兵庫・姫路市)1~2

姫路城(600円)
スタンプはチケット売場横の建物にあって、入場料を払わなくても押せる。 
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菱の門ではお殿様も出迎えてくれた。
 
い→ろ→はと進んでくほどに間口が狭く低くなっていく門。

にの門は真上から槍で攻撃でき、石垣をはずすと門が崩れる仕組みになってる。
○や△の狭間は鉄砲用で、長方形は矢用らしい。
 
ほの門を通ってまっすぐ行くのは×
多門長屋の中には井戸もあり、篭城用に塩や米を備蓄。
 
天守を目指すには、ほの門からUターン→水二門を行かなければならない○
姫路城は燃えにくく火攻めに強い白漆喰の壁がメインだけど。
ここだけ秀吉築城の名残の、粘土に豆砂利を混ぜて米のとぎ汁で固めた油壁。

敵に天守から遠ざかってると錯覚させる下り坂を行って、水三門。
クネクネと石段を登って水四門→水五門→水大門。
そしてやっと天守へ。

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円心の次男・貞範が築城してから黒田官兵衛の頃まで、姫路城は西の丸がある高台にあった。
山の崖を利用しただけで石垣はなし。
秀吉が石垣をめぐらし、水堀を設け、櫓も築いた。
昭和の大修理の時に天守群を解体したら、秀吉時代の用材が使われてて。
地下を調査したら、池田Verの下に埋もれた天守台石垣が出てきたとか。
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修理見学施設・天空の白鷺(200円)は20分待ちと看板が。
待たされるの嫌いだし、行列を見て待つのを止めた。

備前丸(本丸)の空き地になってる部分には御殿があったらしい。
天守は外から見たら5層、内は地上6階&地下1階。
25mある2本の大柱がB1〜F6の床下まで貫いている。
修理期間中は2Fまで見学可。
  
 
天守では350人の兵が篭城でき、地階には大きな流し台が。
トイレも完備されてるのは珍しいらしい。
火縄銃や槍などは壁にかけて収納。
最上階は床が1段高くなって、書院造り風の特別な空間に。
刑部神社が祀られている。
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天守修理工事中は逆から天守へ向かう道順。
三国堀に隠れるようにあるるの門は、穴門形式で二の丸へ出る間道として使われた。
  
ぬの門は黒鉄板張の門で、二階建ての櫓を載せた珍しいデザイン、渡櫓でチの櫓と繋がっている。
築城から今まで一般には見せたことがないリの一渡櫓が特別公開されている。
チの櫓では鎧を展示。
  
 
あんど、お菊井戸。
  
腹切丸&帯郭櫓で天守の搦め手を守る。
 
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西の丸へ。
  
千姫は百間廊下(侍女たちの居館)から朝夕に男山天満宮を遥拝して、男子出生と一家の繁栄を祈ってたとか。
  
特別公開されてて奥まで入れた。